工場

工場で作業。朝の京都方面への京阪急行が懐かしい。先頭車両には3人の男たちが線路をみつめている。うち一人は私。
橋本で家族が乗り込んで来る。母、幼児、あかんぼう。幼児は手帳をめくりながら日数を数えている。「にひゃくにじゅう××や」弟(妹)の年だろうか。あかんぼうはきゃっきゃとはしゃぐ。黄色い光に満ちた前方だけの風景に向かって、電車が進む。
全部うそのようだ。