2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日曜に札幌に移動し、アパートで一泊し、会社に顔を出し、大阪に戻った。 千歳空港で、いったいそこがどこなのかわからなくなって、泣いた。 いいことあるか。春。

釧路での作業終了 忙しさにごまかしていたもろもろと明日から 結局何も変わらない。変わるわけがない。今日は眠ろう。

休日。市立釧路図書館で過ごした帰り、幣舞橋を渡ると遠くで汽笛が聞こえた。汽笛?霧笛か。 音の方に目をやると、白い蒸気。遠くにSLの走る姿。この一週間、休みなくきりきり転がっているようだった。楽しいこともあった。大変な目にもあった。かなり大きい…

釧路着こうやって、ここにいることが、うそいつわりにおもえてならぬ。

あぜん

いくつかの支払いを済ませると所持金が2000円ほどになる。 あぜんとする。釧路に移動する小口旅費もない。駅前の広場でベンチに座り、ボール遊びする子供達を呆然と眺め、足ががくがく震えていることに気付く。十万の位、万の位の足算引算を怠ったなれの果て…

それから

現実感を欠落させたまま、出身中学までの道を歩く。 考えことをしていて落ちた用水路は柵で囲われていて、その緑が曇天の下鮮やかだ。この隔離感と色の鮮やかさは凶兆だなと思い、この感覚は代助が私に注入したものだと判明する。漱石のそれからの。 途中一…

リフレイン

今朝も近鉄。昨日と同じ男の子に昨日と同じ距離。電車の中の恋はこうしてはじまるのか。 今日で工場作業は終わり、来週からは釧路。君を見ることももうないでしょう。 さようなら。

近鉄

城陽市に向かう近鉄は空いている。目の前一メートルに運転席前方を一心に眺める男の子が立っている。たった今まさに今。 青い制服制帽。長いまつげ。形成されて十年たってない瞳。ぎゅうぎゅう抱き締めたい気持ちを辛うじて堪える。神様、僕はもう壊れてきた…

しんどい

昨日から工場で勤務。今日は先方の都合で午後から勤務。 朝寝する布団の中でどんどんしんどくなってくる。何が辛いのか書き出せば楽になるだろうか。 金がない。この2年で借金がじりじりと二百万円ほどに増えた。 いくら働いても手取りが変わらない。 給料…

月曜日

毎週月曜日は不調。今日は絶不調。なぜ解決したのかわからないうちに解決したトラブルシューティングに半日を費やす。悪魔を召喚しそこね七福神を呼び出した星新一のショートショートを思い出す。 帰路、桜ノ宮橋を渡り京橋まで歩く。 橋梁が月もろとも落ち…

京都さんさく

2月に札幌から来た若い同僚と北野天満宮・金閣寺ツアー。 梅のにおいと書割りのような金ぴかの世界遺産にうっとり。 その後四条河原町に戻り、昔暮らした家や火の見やぐらのある小学校を連れ回しお礼にネギモダン焼きをおごる。数週間前に会った青年に、ム…

工場

工場で作業。朝の京都方面への京阪急行が懐かしい。先頭車両には3人の男たちが線路をみつめている。うち一人は私。 橋本で家族が乗り込んで来る。母、幼児、あかんぼう。幼児は手帳をめくりながら日数を数えている。「にひゃくにじゅう××や」弟(妹)の年だ…

いま欲しいもの

スペイン語の聖書。集英社文庫の万葉集。外で飲むビール。