2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

最近の朝

5時半〜7時の間に起床(時間はまちまち)。目覚ましはかけない。ふっと目が覚める。 枕元にころがっているペットボトルの水か炭酸水を飲む。煙草を吸う。 炊飯器の電源、スイッチを入れ、風呂に湯を張る。 新聞を取ってきて読むか、本を読むか、ギターの練習。…

水戸黄門的読書

夜、酒を飲みながら、音楽の根源にあるもの〜小泉文夫を読む。わらべうたや民謡、民族音楽のフィールドワークの現場から一気呵成に、西欧中心主義の(音楽)教育への疑義へと駆け上がっていく文章をノリツッコミで楽しみながら読む。私の頭、身体がこういう…

昼休み、外出する。 明るい曇り空の下、石山通りセンターライン、木(ケヤキか?)の緑があまりにも深くて広い。 あの色は何なのだろう。やっぱり緑が一番好きな色だ。でも、一番ってなんだ?

面差し

人というものを(ほんとうには)好きになれないのではないか、そんな気がするけれど、人の身体は好きだ。特に顔が。面差しが。荒木経惟が示すような、人の面差しが、好きだ。親と子の面差しが好き。親子連れの子供と目が合えば、どんなに辛い気分のときでも…

ギターできないできないリスト

発作的にギターの練習を始めてから、すでに2ヶ月が経過した。手元には3冊の本がならぶ。 楽器挫折者救済合宿ギター・ジャカジャカ〜きりばやしひろき stand by me もともとは1から4弦だけを使い、それも1箇所か2箇所だけ押さえて弾けるようアレンジし…

朝、うどんをゆでた。思うところあって、茹でたお湯を残しておいた。思ったとおり、うどん一玉では、ちょっと物足りなかったので、そのまま、こんどは残しておいたお湯で蕎麦をゆでて食べた。とてもいいことをして、得した気分になる。ものすごく嬉しい。 夜…

営業って何だろう。と思う。反語的な意味ではない。打ち合わせ相手の自信・熱意・確信にくじけそうになる。打ち合わせが終わった後、同行者は早速に冷静な振り返りを開始するのだが、その冷静さにも驚く。ぽつねんと世界が遠い。

帰宅後、飲みながらギターの練習。 AmとEのコードチェンジすら満足にできない。 あのね、不随意にもほどがあります。

朝一番で客先での業務があるため、早朝自転車で家を出る。美香保公園、北大構内、日本共産党北海道支部と経由しながら、あまりの寒さと、この20年間同じ風景に縛られ続けている気分と、これからもそうなのかという予感で体がしめつけられる。JRの高架横で桜…

祈ることから演じることへ(3)

(承前2006-05-16 - 「engeki」的 5/16) ラムチョップ的イメージ/とともに/の先へ、 バディに告げられた「ボビーとドロシー」という名や、シーモアの言う「バナナフィッシュ」に何か意味があるのかどうか私は知らない。バナナ穴にもぐっていって、食べ過ぎ…

帰宅時、地下鉄に乗り込むと、付き合っていた女のにおいがした。はっとした。ところが、それは、私を追い越して乗り込んできたサラリーマンのにおいなのだった。私より五歳くらい上だろうか、くたびれた顔で向こうの座席に腰を下ろす。私は彼の真向かいに座…

考えが、ひどく断片的になっている。あせりはないが、もう何も始まらないし、何も終わらないのではないかという気分につつまれる。札幌市中央図書館まで豊平川に沿って自転車で走る。アシュケナージが弾くシューマンのアラベスクを聞く。その横で中年の女性…

朝、トイレに立つと風呂桶に大量の洗濯物が漬けてあって、驚く。昨夜酔っ払って風呂に入り、入りながらさらに飲んだ。その勢いでたまっていた洗濯物を、バブで紫色になっている浴槽にほうりこみ、ほぼ未使用の洗濯石鹸を大量に溶かしたのだった。 非常に良い…

一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する〜鹿島田真希を読み終える。十日かかった。この読みづらさはただ事ではない。むずかしかったり、つまらなかったりしたわけではなく、とにかく読みづらかったのだ。その読みづらさは「私」の属人性によっていて、それが…

厚岸に出張。地下鉄の始発で新札幌に向かい、相方と合流。出発。 途中夕張近辺で念願の梅を見る。 午後仕事が終わり、帰札しようとしたところ、根室から呼ばれて、花咲港へ。 夕方、出発。釧路で給油したが、道東道で使い果たし、日勝峠のくだりで、ランプ点…

昨夜、客先でトラブルがあり、社用車で向かったため、今朝も車で会社へ。 突然夏のようにまぶしい。満開だと聞いた梅を探すが見つからない。 夜、自転車で帰宅。途中諏訪大社による。柏手は打たず、祈る。 祈り方をみつけたい。祈ることについて考えているこ…

祈ることから演じることへ(2)

(承前2006-05-14 - 「engeki」的5/14) くりかえしのくりかえし バディは、スーパーマーケットでの女の子との会話の最中に、自分が「完全に伝達可能な真理のイメージ」を掴んだと確信し、弟ゾーイーへの手紙を書いた。そしてそれは、書いてみるとどこかにいっ…

ノートが見つからなくて困っている。 夜、セカンドライフ稽古。父とくらせば〜井上ひさし、今日で一段落。相変わらず涙ぼろぼろ。泣きながら、理知的であることの大切さを話す。あほみたい。 「理知的であるというのは理屈を立てるということではなく、観察…

祈ることから演じることへ

(承前 2006-05-07 - 「engeki」的20060507) 神のために芝居をやれよ きみとして今できるたった一つのこと、たった一つの宗教的なこと、それは芝居をやることさ。神のために芝居をやれよ、やりたいなら−神の女優になれよ、なりたいなら。The only thing you c…

神聖喜劇〜大西巨人が漫画になったのだそうですね。うわあ。

仕事。 今シーズン初自転車。札幌市中央図書館→西屯田通。エゾヤマザクラは終わりソメイヨシノの花吹雪戻って仕事。バレエ行けず。残念。 帰宅後マタイ受難曲。

仕事で厚真へ。 道央道で札幌から千歳。自衛隊の脇を抜け、道道10号で厚真へ。去年の1月と10月、通った道。

昨夜からの雨が朝に止み、午後から晴れ。少しだけ蒸し、少しだけ夏を想う。 夜。なし崩し的に寝ていた。

早起き。目覚める前にとてもひさしぶりに夢をみた。 ひろばにはおおぜいの人があつまっていた。誰かが「うたえ」と命じている。ぼくは進み出て、ちからをこめてうたった。がやにかき消されえて、歌はとどかない。ぼくは、ときどきその人のほうを見た。見てい…

今朝はバスで会社に向かう。ルーチンになかなかのれない。 スティール・ボール・ラン〜荒木飛呂彦、最新刊を読みながら寝る。前刊から気になっていたが、急に劇画というかペン画風のタッチになるあれはなんだろう?「ようこそ男の世界へ」か。

大通で乗り過ごしてしまいススキノから歩く。3日前には考えられないくらいの天気。

息子に会う。桜をながめ、すべり台で遊び、メリーゴーランドにのった。うれしさとありがたさでいっぱいになる。

祈ること

「フラニーとゾーイー」〜サリンジャーには「巡礼の道」という(架空の)書物が登場する。一人のロシア信者(巡礼)が聖書(テサロニケ前書)にある「絶えず祈れ」ということばのほんとうのところを知るために、旅をし、智者(スターレッツ)に会うという内…

萬年 俊明(デパートメントシアター・アレフ代表)インタビュー

1989年11月 インタビュアー 本間盛行/溝手孝司今回のインタビューは、この九月十月と精力的な活動を行ったデパートメントシアター・アレフ代表の萬年俊明氏である。萬年氏は一つ一つの問いに自負と配慮の微妙なバランスを保ちながら答えてくれた。そうした…

1989年11月のインタビュー再録

連休中、飯塚優子氏のところで古いDiがきちんとファイリングされているのを見せていただく。萬年俊明氏のインタビュー掲載号(1989年12月号)を借りてきたので、以下全文掲載(文中の注も原文のもの)する。飯塚優子さんに感謝。 参考萬年俊明を弔う - 「engek…