2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 座り込み

ありふれた光景であるが、北海道新聞5/20「卓上四季」より 《車内での若者の傍若無人ぶりについて読者の体 験談*1》到着した電車に乗ろうとする列がなかな か前に進まない。やっと乗車口に来てその理由が わかった。十代後半らしい女性が入り口をふさぐ よう…

 発声について

テシロギ氏のコメントを読み、考えたことをまとめる。具体的な発声法についてさしあたり考えていることは2点 小劇場の俳優の発声 演劇初心者の発声 ■前者について○問題意識は以下の通り 札幌小劇場俳優の発声は、「とにかく大声を出す」ことがベースになっ…

 act札幌レッスン

act札幌のレッスン「見られる」の続き。 店に入って、席に座り、注文が来て、飲んでいる最中に他人の視線に気付く。ここまでを通してやってみる。飲み物を飲むところ、人の視線に気付くところはgood。が、そこまでの動きが判で押したように全員同じ。「座っ…

 セカンドライフシアター稽古

午前中、セカンドライフシアター*1の稽古。秋公演の演出をオファーした手代木敬史氏も参加。休憩時間、手代木氏と話す。最近出稽古と称して、ある劇団の稽古に参加しているとのこと。筋トレとしてやっている「腿上げ」の辛さなど話す。「でも結局身体慣れる…

 「森田療法」における一エピソード(長い前置き付き)

岩井寛「森田療法」講談社現代新書を読む。「あるがまま」について考えるためだ。■おそらく、身体的直感は肯定的な形で訪れることが多く、一方意識的直感は否定的な形で訪れることが多いのだろう。■今の身体が、新しい身体を直感し、演劇という運動を志向す…

 JR琴似駅にて

「青い鳥」ワークショップオーディションの二日目。会場のレッドベリースタジオ最寄のJR琴似駅ホームで、かすかな歌声を聞いた。そっと回りをうかがうと、ベンチに腰掛けた女性(60代後半から70代くらいで和装)が小さな小さな声で、歌っている。詩吟のよう…

 それにしても

本当に気分が沈む。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00000207-yom-soci(以下上記ニュースの一部抜粋引用) タイトル:掲示板に「著作物課金制度古い」…(略) (前略) 容疑者がインターネット上の掲示板に 「今の著作物に対する課金システムは 古…

 こわばる女性

その「うそっぷの会」の稽古場に行く最中、ちょうど昼休み時間に街中を通ったら、日本共産党が街頭演説をしていた。チラシも配っていたので、一枚もらい、読み始めたところで、左後ろから「KKKKCHCHCHCHKKKK」というような突拍子もない声が聞こえてきた。大…

 視覚障碍者の朗読劇

視覚障碍者を中心とする朗読劇団「うそっぷの会」の稽古に参加。一度発声のレッスンにうかがったら、評価されたようで、再度稽古に呼ばれた。とはいえ、今後どう関わっていくことになるのかまだわからないので、まずはアドバイザーとして参加。と考えていた…

 ワークショップオーディション

主宰する劇団の夏公演(正確には劇団によるプロデュース公演)「青い鳥」のキャスティングオーディションのためのワークショップ*1 ⇒http://www.arunet.co.jp/~yhoo/ワークショップリーダーは本公演の演出弦巻啓太氏ところどころプロデューサーとしての立場…

 今日という日

見せしめ以外のなにものでもない、不法としかいいようのない逮捕劇があった。一切の建前も大義名分も破産した戦争を支持する政権に、だがしかし、政治をもって対抗する勢力がいないこともはっきりした。どういうことだろう。政党を作らなきゃ駄目なのだろう…

 act札幌レッスン

かでる27にてact札幌のレッスン 「感覚の記憶」(触覚重点で)の後、エチュード「見られる」のレッスンに取りかかる。「見られる」は椅子とテーブルを使い、あとは無対象でやる一人用のエチュード 楽しい買い物を終え、買い物袋をかかえ喫茶店に入る コーヒ…

 ダンスパーティ

「peace」というダンスイベントの舞台監督をした。(於札幌ジャスマックプラザ ザナドゥ) 社交・ジャズ・ヒップホップ・ブレイクと色々なダンスを映像でつなぐという構成。 バンドによるショータイムもあり、華やかなイベントだ。裏で進行を仕切りながら、…

 プログラム

誰にでもできる演劇の方法論を作る 観劇という楽しみを広める (上に応える形で)演劇の質を上げる 演劇の多様化を推進する

 身体の取材

バルトーク・ベラのように、身体の取材ができないものか。身振り・しぐさは、古謡よりすばやく消えてしまうのではないか。

 演劇における時間

前回の考察が座礁したので、別のアプローチを試みる。座礁した船の引き上げは、潮の具合を見て。現場における直感に過ぎないが、演劇には時間が必要である。 これは稽古時間という意味ではなくて、演劇作品の中での時間という意味である。例えば、ダンスや落…

 アクターズジム

「演劇はどこまで手軽になるか?」を書いた直後に思いついた。アクターズジムというのがあればいいのではないか?俳優の訓練というととかく、専門の養成所や演劇学校が必要だということになり、大筋で異論はないが、それが今日明日にできるということにはな…

 ある紋切り型

演劇を巡る紋切り型の一つに「演劇は観るものではなくやるものだ」 「一度やってみると演劇はやめられない」というのがある。よくよく考えると観客に対してこれほど失礼な言い方もない。この言葉をうのみしてみんながやる側にまわったら誰が演劇を観るという…

 演劇はどこまで手軽になるか?

とかく演劇には手間暇がかかる。それはいい。どんなことをするにも手間暇がかかるものだ。別に楽して演劇しようと考えているわけではない。だがしかし、 稽古をもっと効率よく出来ないのか? 初心者に対する敷居をもっと低く出来ないか? つくづくそう思う。…