弱さ

金曜日を夏期休暇にあて、三連休。
金曜、ルーブル美術館展を見た。レースを編む女があんなに小さいとはしらなんだ。好きは好きだが、他の絵とあまりに違い、むしろ展覧会全体を統一感のないものにしていた。
それと、シモン・ヴーエのエスランの聖母子が、信じられなく良かった。
土曜日は、久し振りに1+2キロ泳ぎ、年間150キロのペースに少し近付いた。目標は160キロだが。
今日は父の排便(5日ぶり、母も小躍り)を2回見届けて、靴を洗い、藤沢秀行の碁を並べた。
にしても、また、精神が自家中毒気味。聖母子像にも、モールでみかける母子にも、日曜美術館やなぎみわにも、かつてのパートナーと息子の徴を幻視。いや妄視。
この2週間ほど、飲み会が立て続き、ルーチンが乱れたせいよね。きっと。そう結論づけたい。
週3キロ超泳ぐこと、日曜以外はスペイン語を聞くこと。毎朝天満橋から淀屋橋まで歩くこと。週一回、映画を見ること。週一万円で過ごすこと。これだけの、ことが途切れ出すと、何一つできない、さみしい。
わたしは、まず、わたしをすくうことから、はじめよう、その決意は、しかし、何度つまずくことか。弱さよ。