売本

本を整理する。重過ぎて売りに行けない。買いに来てもらう。
125点4970円。

梅田で映画。メカニック。久し振りに満員の劇場で映画を見る。シューベルト(多分)と拳銃の刻印が少しあざとく、何となく落ちがわかってしまった。
文庫版でミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ再読。8月に読んだ本のうち、ゴランノスポンは売らなかった。この二つの短篇集は似ている。ローファンタジー、と言うのか。寓話としてではなく、日常の非現実を駄目人間の立場から書いているところが。
こういう小説を読むと、新書を読んでも小説に思える。例えば逆システム学も、例えば生命は何故生まれたのか、も。