続けて

二朝続けて恋人の(かつての、のような、見たこともない、ような、恋人の)夢を見る。夢見の後の枕が汗臭い。

四昼続けて川を見る。昨日の川面は思い出せない。空もまた。

同じ川べりに、フードをかぶり仰向けに寝転び文庫を読む女(少女?)がいて、真上から顔をのぞきたくなるが、それはこらえる。

これは、今日がはじめて。